浄化槽設置Q&A |
Q1.自分で浄化槽を設置する事はできますか? |
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浄化槽工事業の資格を持った業者でなければ設置できません。無資格で浄化槽を設置しますと、浄化槽の使用停止はもちろん、懲役刑や罰金が科せられます。信頼できる業者さんにお願いしましょう。
※岩手県浄化槽工事業者一覧
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Q2.浄化槽の大きさは? |
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浄化槽の大きさは人槽という表現を使います。
5人槽であれば、5人分の生活排水を処理できるとお考え下さい。
一般住宅の場合、実際に住んでいる人数ではなく住宅延べ床面積で決まります。
130m2以下の場合 5人槽
130m2を越える場合 7人槽
2世帯住宅など、台所及び浴室が2カ所以上ある場合は、10人槽
※但し、延べ床面積で選定した人槽以上に住んでいる人数が多ければ、より大きな浄化槽が必要になります。 また、住んでいる人が少なく、水道使用量も少ないなど、一定の条件を満たせば小さな浄化槽にできる場合があります。
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Q3.設置面積は? |
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各浄化槽メーカーの仕様により異なりますが、スラブの上に人しか上がらない(人道荷重仕様)場合、コンパクト型7人槽(自然放流)ですと、スラブの出来型寸法で1〜1.3m×2〜2.5mとなります。
駐車場などに設置し車が乗る場合は、車重によっては補強工事が必要となり、スラブも大きくなります。 |
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Q4.費用はどれぐらいかかるの? |
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最も気になるところですが、一軒一軒、施工内容が異なりますので、一概には申し上げられません。どこの業者様でも現地を拝見させていただき、ご希望を伺ってからのお見積もりとなります。
下に用意してます見積フォームにご記入送信頂ければ、すぐに現地調査し、御見積いたします。
(北上市、花巻市、遠野市、奥州市限定)
※現場御見積は、浄化槽工事のみです。配管工事費は設計後の御見積となります。
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見積もりをご希望のお客様、お気軽にお問い合わせください。こちらをクリック!
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Q5.補助金はどれぐらい? |
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各市町村によって、補助金の額は異なります。また、地域によっては補助金制度ではなく、市町村設置型のところもあります。制度を併用してるケースもあります。各市町村の下水道課にお問い合わせください。
令和5年度各市浄化槽設置補助金(上限額) |
北上市5人槽 |
585,000円 |
北上市7人槽 |
711,000円 |
花巻市5人槽 |
877,000円 |
*花巻市7人槽 |
*1,066,000円 |
奥州市5人槽 |
390,000円 |
奥州市7人槽 |
474,000円 |
*遠野市5人槽 |
*780,000円 |
*遠野市7人槽 |
*864,000円 |
花巻は7人槽でも5人槽判定される場合有。 遠野市はリフォームに限る。新築の場合は奥州市と同額 詳細は各市補助金説明サイト参照 |
補助金を受ける場合は、各市町村独自の施工規定があり、工期も長めになり、提出書類なども増えるため、工事費はやや割高になりますが、補助金を受けない場合より、はるかに自己負担が少なくて済みますので、ご利用される事をお勧めいたします。
また、予定基数に達すると、その年度の補助金交付は終了となりますので、浄化槽の設置を決められたら、工事時期に関わらず、早めに申請しましょう。
補助金は工事が完了し、完成検査を受けた後、お客様の口座へ直接振り込まれます。
※北上市浄化槽補助金説明サイトページ
※花巻市浄化槽補助金説明サイトページ
※奥州市浄化槽補助金説明サイトページ
※遠野市浄化槽補助金説明サイトページ
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Q6.工事期間はどれぐらい?
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現地調査から各種書類作成まで・・・約1週間
各種届け出〜許可・・・・・・・・・・・・・・2〜4週間(申請の種類によって違います)
工事期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約1週間
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Q7.維持費は?消耗品はあるの? |
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浄化槽の年間経費には、次のようなものがあります。
1. |
法定検査(必須) 初年度(7条検査) 11,000円 2年目(11条検査)〜 5,000円
浄化槽法により、年に1回検査を受けるとこが義務づけられています。正しくお使いになって、綺麗な処理水を流しているか検査するものです。結果はお客様ご本人に通知されます。
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2. |
保守点検料(必須) 年間 2万円程度
浄化槽法により家庭用浄化槽は4ヶ月に1回以上の保守点検を行わなければなりません。保守点検には資格が必要ですので保守点検業者様に委託するのが普通です。サービス内容によって費用は異なります。通常、殆どの業者様は年4回の点検を行っているようです。
安く契約してくれるところもあるようですが、見積もりをとってサービス内容を確認してください。点検回数が少ないと消毒剤の補給が間に合わなくなる場合があります。また、消毒剤の費用が別途の場合もあります。緊急呼び出しに応じてくれるかも確認してください。消費税込の価格かどうか確認してください。
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3. |
汲み取り清掃(必須) 3万円程度(年1回以上 但し保守点検者が必要と判断したときに行います)
コンパクト型7人槽の汲み取り清掃の例では、30,000円ぐらいの様です。浄化槽の大きさによって異なります。業者様によっても費用は異なります。
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4. |
ブロワーも消耗品です。1年に一度、もしくは数年に一度、部品交換が必要です。費用はブロワーの形式によって、異なります。一番普及しているダイヤフラム式だと、部品代と工賃で1.5万ぐらいだと思います。
放流ポンプをお使いの場合も、ポンプの寿命が来れば交換が必要です。ポンプは2台一組なので、高額になります。主にフロートスイッチの故障なのですが、部品を売ってくれませんので、まるごと交換となります。(ブロワーと違い、水中ポンプなので、防水、絶縁の問題で外部には修理はさせたくないのだと思います。)交換工賃込でおよそ、12万〜15万ぐらいだと思います。
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5. |
その他、放流先の施設利用料がかかる場合があります。
土地改良区水路利用料、道路側溝 道路占用料 など
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法定検査費用以外は目安とお考え下さい。概ね、年間6万円(月平均5千円)程度はかかる と考えておきましょう。条件次第では、もっと安くなる場合も高くなる場合もあります。保守点検業者の助言に従って、効率良くお使い頂ければ、維持費も安くなります。
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Q8.流していけないものは? |
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油は浄化槽の敵です。天ぷら油などは、絶対に流さないでください。油類は凝固剤で固めて燃えるゴミに出してください。
洗剤は中性洗剤をお使いください。酸やアルカリなどの洗剤は多量に使うと、浄化槽の微生物を死滅させてしまいますのでご注意下さい。トイレではパルプ100%のトイレットペーパー以外は流さないでください。トイレットペーパーの分解は極めて時間が掛かるため、ウォシュレット等のトイレを使用し、トイレットペーパーを必要最小限にお使い頂くと、浄化槽の抜き取り清掃のサイクルも長くなります。
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Q9.臭いは出ますか? |
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臭いは殆ど気にならない程度です。特別な防臭対策を施してる例は殆どありませんが、気になる方もいらっしゃいます。必要に応じてマンホールに防臭パッキンを設けたり、臭突管を立てます。
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